従来の北朝鮮の論理から見れば

「国体の護持」のために少ない選択肢の中から選んだ行動をして、それが裏目にでているだけではないでしょうか。
日中・日韓の会談に合わせての核実験の実施は中韓との決別の意思表明であり、6カ国協議に復帰する気は無く、あくまでもアメリカとの二国間交渉に拘る姿勢の表明ではないかと。国家記念日での国威高揚イベントも兼ねているでしょうが。
北朝鮮としては、アメリカが米朝二国間交渉に応じ「国体の護持」を確約しない限り、行ける所まで暴走し続けるつもりでしょうし、アメリカはアメリカで二国間交渉に応じる気はさらさら無いと。結果、北朝鮮は行き倒れる*1か潰されるまで暴走を続けると。
それは北朝鮮の暴走が利益になる連中もいるでしょうが、だからといって利益を得る連中が仕掛けたのではないかというのは行き過ぎな気がします。

*1:飢餓で今年の冬すら越せないかもしれません