サイトが消えていたらInternet Archiveを試してみよう

あの人の過去の悪行を纏めて批判していたサイトがあったはずなんだが、いつの間にかウェブから消えていた。/叩けば埃が出てくる人なのに、堂々と自分のハンドルを曝すのはある意味偉いかも。

http://b.hatena.ne.jp/CrowClaw/20080325#bookmark-7985139

そういう風に調べたいサイトがウェブから消えていた場合、Internet Archive: Digital Library of Free & Borrowable Books, Movies, Music & Wayback Machineを利用すれば見ることができる場合があります。そのサイトのURLが必要となりますが。
id:CrowClaw氏の発言したサイトがこのサイトかは分かりませんが、一例として「【注意】ReadMe登録前に知っておきたい「批評サイト問題」」を取り上げます。
Internet Archive: Digital Library of Free & Borrowable Books, Movies, Music & Wayback MachineWayback Machineフォームに調べたいサイトのURLを入力して「Take Me Back」ボタンをクリックすると下記URLのようにWayback Machineに記録されている情報が日付別で表示されます。
http://web.archive.org/web/*/http://nanjy.tripod.co.jp/jasui.html
閲覧可能な情報があれば、それをクリックすることで、調べたいサイトの過去の情報を見ることができます。
件のサイトの場合、閲覧可能なもので一番新しいものは下記URLのものとなります。
http://web.archive.org/web/20030731103241/http://nanjy.tripod.co.jp/jasui.html
ただし、サイトが使用していた文字コードによっては文字化けしてしまうことがあります。
その場合、閲覧するためには文字エンコーディングに使用する文字コードを調べたいサイトが使用していたものに変更する必要があります。
件のサイトの場合、ブラウザがFirefoxであれば「表示」メニューから「文字エンコーディング」を「日本語(Shift_JIS)」に変更すれば見ることができます。
このようにInternet Archiveを利用すれば、現在は消えているサイトの情報を−人によっては消してしまいたい過去の所業などをも−見ることができる場合があります。
人によってはこのように過去を掘り返されることは苦痛でしょう。今となっては自らの過去の行為を反省している人が、その過去を掘り返され批判されるのは気の毒というものです。
人は変わるものですから、改心した人を過去の所業をもとに批判するようなことはしてはいけないと私は思います。
ただ、相変わらずな人が相変わらずであることを確認するためにはInternet Archiveのこのような利用は有用なのではないでしょうか。