必ず投票するようにしましょう

私は8月23日に期日前投票をしてきました。
物理的には投票が可能なのに「勝負が見えているから」(結果予想に対して諦めて投げている場合も、驕って怠けている場合も)とかの心理的理由で投票すること自体を放棄しているような人は思い直して投票所に行くべきです。*1
思想も支持政党も年代も関係なく、より多くの人に投票してほしいと思います。政治に対する国民の意識の程度の表徴である投票率自体を上げるために。
投票率の低さは国民の政治に対する無関心の表れであり、国民の政治に対する無関心は利権団体や宗教団体といった組織の政治活動の有効性を相対的に引き上げます。
民主主義国家においては国民は政治に無関心であっても無関係でいることはできません。
無関心であるということは「国民全体の意見」の外側にいるということであり、そのことによる報いを受けても仕方がないということです。
特に投票率が低い(高齢者と比べて倍近い差があるくらい低い)若者は投票所に行くべきです。
若者の投票率が高齢者に比べて低いのであれば、人気取り政策で高齢者を優遇し、そのためには若者を犠牲にするようなことをしても、差し引きで得票数を増やすことができるでしょう。
高齢者優遇・若者切り捨て政策が世代間の投票率格差の結果であるのならば、それは若者が自らの無関心に対する報いを受けているのです。
投票する際、白票は駄目です。白票は効果において棄権と同じです。白票自体からは支持されるような政策を読み取れないことを含め、何ら政策に影響を与えることはできません。人によっては支持できる選択肢が無いかもしれませんが、支持できる選択肢がなくても、その中からマシなものを選んで投票することが重要です。


支持できる選択肢が無いという状況は「苦渋の選択ができる自分」に酔うのが大好きな人にとって、それを実践できる絶好の機会ですので、そういう人は是非投票しましょう。(←余計なひと言)

*1:結果予想は予想に過ぎず、結果は開票されなければ分からないというのに慢心している人はどうかと思う。慢心もまた死亡フラグだったりする。フィクションの話ではあるものの。