人気武器ピックアップロットの課金額期待値を計算してみた

PS4ボーダーブレイクでは12/24より人気武器ピックアップロットが開催されます。
http://ps4.borderbreak.com/news/5jFRUqWlLHmv

★2からは「人気武器」12種類、★3からは「人気武器」8種類しか排出されません。
これらが単純に均等な確率で排出されるとすると、
単品での確率は★2は18/12=1.5%、★3は7/8=0.875%。
10連の10回目で★2が90/12=7.5%、★3が10/8=1.25%。
これから課金額期待値を計算してみると、★2で約9070円、★3で約20874円。

ちなみに私の「人気武器」の所持状況は
★3ピックアップ武器
・強襲兵装「UK60速射機銃」一凸
・強襲兵装「AC-オーバーラップ」非所持
・重火力兵装「GAXファフニール」無強化
・重火力兵装「プラズマカノンUG 」非所持
・遊撃兵装「LMM-アブレスト」無強化
・遊撃兵装「ロビン偵察機」非所持
・支援兵装「スマックショットSP」非所持
・支援兵装「新型索敵センサー」非所持
★2ピックアップ武器
・強襲兵装「MK5クラッカー」一凸
・強襲兵装「41型強化手榴弾」非所持
・強襲兵装「クラッシュエッジⅡ」限凸
・重火力兵装「ウィーゼル・コロナ」限凸
・重火力兵装「スクラムバスターC」二凸
・重火力兵装「ギガノト榴弾砲 」二凸
・遊撃兵装「38式狙撃銃・遠雷」限凸
・遊撃兵装「LZ-アキュレイト」二凸
・遊撃兵装「光学迷彩・耐久型」限凸
・支援兵装「スプーキーR 」非所持
・支援兵装「広域滞空索敵弾」無強化
・支援兵装「リペアユニットγ」無強化
です。
欲しいのは、AC-オーバーラップ、ロビン偵察機、新型索敵センサー。
「お得なコアシード販売」購入分でAC-オーバーラップだけでも引ければいいなあと思います。
後は41型強化手榴弾を引ければいいなという感じ。41型手榴弾・改があるので必須ではありませんけど。

1万円と3千円の課金をした件

PS4ボーダーブレイクでは12/24~1/14にかけて年末年始感謝祭が開催されます。
http://ps4.borderbreak.com/news/5jFRUqWlLHmv
それに先駆けて本日より「お得なコアシード販売」が始まりました。

1万円と3千円のコアシード購入に限り、普段より15%増量(合計2割増し)でそれぞれ1回のみ購入可能。
というわけで、こんな1年でサービスが終わるかもしれないゲームに課金するなんて愚かだなあと思いつつ課金して両方購入。

アシードは以前の残りと追加購入分15600と合わせて16700に。
十連ガチャを8回引けますね。
ACオーバーラップとロビン偵察機と新型索敵センサーが欲しいので、12/24からの人気武器ピックアップロットまでそのまま。
12/24からはロットチケット合計100枚プレゼントも実施されるので、これから新規にPS4ボーダーブレイクを始めようという人は当たり装備を引くまでリセマラしてみるのもいいかもしれませんね。
リセマラするなら、基本、アセンは脚から組むので、個人的には当たりの脚パーツを引くのがお勧め。
エンフォーサーIII脚かクーガーNX脚あたりを狙うのがよいのではないかと思います。

新武器ピックアップロットの課金額期待値を計算してみた

PS4ボーダーブレイクに12/17に追加された装備のSC-マルチウェイXに物欲を刺激されたので新武器ピックアップロットの課金額期待値を計算してみました。

 

http://ps4.borderbreak.com/frame_lotto/gkpqD1c6Jolb

 

新武器の単品の確率は★1が3.214%、★2が1.35%、★3が0.525%。

10連の10回目で★2が6.75%、★3が0.75%。

10連での平均確率は★1が2.8926%、★2が1.89%、★3が0.5475%。

 これから課金額期待値を計算してみると、★2で約10078円、★3で約34790円。

SC-マルチウェイXは★2なので諭吉1枚相当か。15%引きで買ったコアシードでは強襲ピックアップでなく、こっちをひくべきだったかもなあと後悔。

しかし、ベースインするにしても防衛するにしても有能なのはAC-オーバーラップの方なので人気武器ピックアップロット開催までガチャはしない予定。

ダッシュキャンセルでホーミング斬撃できるようになるので近接攻撃の選択肢は増えるものの、勝利貢献を考えれば必要なのはAC-オーバーラップとロビン偵察機なんだよなあ。

マテリアルピースのガチャでの獲得期待値計算

PS4ボーダーブレイクでの装備強化に必要なマテリアルピース。
それは最大強化した装備の再入手や強化された装備を還元することで手に入れることができます。
還元されるのは★1で20、★2で100、★3で400。
ガチャの提供割合は★1は75%、★2は18%、★3は7%なので、ガチャ1回でのマテリアルピース獲得期待値を新規獲得装備なしとして計算すると、
20*0.75+100*0.18+400*0.07=61
10連ガチャの10回目は★2が90%、★3が10%なので、
100*0.9+400*0.1=130
10連ガチャ1回のマテリアルピースの獲得期待値は
61*9+130=679


この獲得期待値からマテリアルピースの価格を計算すると、
200/1.05*10/679≒2.8
で1マテリアルピース2.8円ぐらい。
私のような微課金の場合、新規獲得装備も結構ありますから、私としては1500マテリアルピースで5000円くらいの感覚です。
★2武器を無強化から最大強化にするには500*3=1500マテリアルピース、★3武器を無強化から最大強化にするには2000*3=6000マテリアルピースが必要なので、★2最大強化は課金額5000円相当、★3最大強化は課金額20000円相当という感覚。
ティアダウナーを最大強化するために色々な装備を還元しまくったことを今では後悔していたりするのですが、現在、800オーバーの近接攻撃での撃破数の大部分はこれで稼いだので、課金額5000円分の仕事は十分してくれたとも思いますね。


プレミアムサービス+PSプラス会員の場合、週に6回ガチャを引けるので、4週間でのマテリアルピース獲得期待値は
61*6*4=1464
2500BC*1で購入できるチケットが機体ロット10枚、武器ロット10枚なので、毎月50000BCくらいは稼ぐゲームプレイをするとして、それで入手できるマテリアルピース期待値は、
679*2=1358
よって、プレミアムサービス継続での毎月のマテリアルピース獲得期待値は2822ぐらい。実質は2000ぐらいになるんだろうなあという感覚。色々と最大強化したい★3装備はあるのですが、これをあてにしていては当分先になりそう。
セガさんには100マテリアルピースを200コアシードくらいで販売してほしいものです。それくらいの交換比率でしたら、少なくとも私は買いますので。
BCブーストみたいな意味なし利用権の改善又は削除もお願いしたいです。

*1:ゲーム内通貨ボーダーズチェックの略

希望はエグゼクター。重量重火をぶった切りたい。PS4版ボーダーブレイク課金額期待値は?

メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の重量重火を除かなければならぬと決意した。メロスには引き際がわからぬ。メロスは、村のブンブン丸である。ティアダウナーを振り、近接攻撃強化で辻斬りして暮して来た。けれども返り討ちに対しては、人一倍に敏感であった。
くやしいのうくやしいのう。わしゃ、重量重火と追撃阻止する支援をぶった切ってやりたいよ」
近接攻撃強化を乗せたティアダウナーでもミリ残りで生き残る重量重火を確実に撃破できる近接武器といえば、現状、エグゼクターかクトネシリカ
さて、それをガチャで獲得する課金額期待値はいくらでしょう?
という無駄な前置き。


PS4ボーダーブレイクでガチャを引くためのコアシードは、基本、1コアシード=1円ですが、3000円以上買うと5%のおまけがつきます。
ガチャを1回引くためにはコアシードが200必要なので、1ガチャあたりの価格は200/1.05円(約190.5円)。
2018/12/17 16:00時点での武器ロットの提供割合は単品では★3が0.159%、★2が0.409%、★1が1%、10連での10個目で★3が0.227%、★2が2.045%。
10連を引いたときの平均確率は★3が0.1658%、★2が0.5726%、★1が0.9%。
単品狙いの課金額期待値は★3は200/1.05/0.1658*100=114883.1064円、★2は200/1.05/0.5726*100=33265.1398円。
ちなみに2018/12/03 16:00時点での機体ロットの単品狙いの場合は、同じように計算すると★3は104370.5153円、★2は30234.31595円。
期待値10万円越えかあ。武器や機体が追加される度に闇鍋の闇が深くなるなあ。
私のような微課金勢にはとてもとても目的の装備を引くために課金ガチャを引く気にはなれません。
正直、エグゼクターが絶対必要かといえば、今はもうそんなことはなく、むしろNX脚を最大強化できたらデュエルソードに持ち替えようかなというくらいなのですが、未だACオーバーラップを引けてないので、それは欲しいですね。年末の人権装備限定ガチャのために追加で1万円と3千円の課金してしまうかも。
このゲーム、入手さえできればほぼ使うという装備は決まっているんですよね。
特にダッシュ速度と搭載能力が主性能な脚パーツでは顕著で、現状、中量の脚なら★3のクーガーNXか★2のエンフォーサーIII、軽量の脚なら★3のセイバーZXか★2のセイバーII以外はほぼそれらの下位互換でしかない状態。つまり★3や★2の装備であろうと当たり装備率は低い。
遊撃をするならロビン偵察機は欲しいし、アブレストと高出力迷彩も欲しい。支援をするならリペアユニットγは欲しいし、広域索敵センサーと新型索敵センサーも欲しい(ミューズはもう手に入らない。課金で引きましたけど)。
入手できた装備でできることが決まる一方でのこの課金額期待値を見ればわかるように、PS4ボーダーブレイク無課金勢や微課金勢にとっては、したい役割をするゲームではなく、手に入った装備でできることを考えてするゲームになってしまっており、集団プレイのゲームゆえに装備不足は同サイドのプレイヤーに迷惑をかけることになるのが心苦しかったりで、なんというかストレス。
確かに無課金でも遊べますし、レベルアップや勲章プレイでコアシードやチケットを結構もらえるので、★3は7%、★2は18%という確率もあって、無課金や微課金でも★2や★3の装備は結構手に入る*1のですが、強襲、遊撃、支援、重火力のごちゃ混ぜ闇鍋ガチャなので、よほどの幸運がないと目的に適う当たり装備は手に入りません。
新規参加者(私もBBPS4からの新参)は、まず、これと決めた役割の装備を一式揃えるところからと思いますので、せめて、運営には強襲、遊撃、支援、重火力の100%ピックアップガチャを常設してほしいですね。(目的に合わせた課金額期待値が1/4になり、相応に課金に見合う成果が得られると感じられるガチャになりますから)

*1:実際、クーガーNX脚、エンフォーサーIII脚、セイバーII脚、ヘヴィガードG胴、ヴァッヘ頭、参式腕、アブレストファフニール、オルタ、UK60、広域索敵センサーとかはそれらやランクマッチ報酬やウィークリーロットで引きました。空式頭はヘヴィガードG胴欲しさに引いた重量ピックアップ課金ガチャだったかも

まだまだ野蛮な社会

この社会は黒人の外見の人種的特徴を誇張して描くことは人種差別と認識される程度には進歩した。
だが、女性の性的特徴を誇張して描くことは性差別と認識されない程度には野蛮な社会。
男性の性的特徴を誇張して描いたものを「頭がおかしい」「気持ち悪い」と認識するなら、女性の性的特徴を誇張して描いたものにもそう認識してみせろ、とまでは言わないが、せめて、そういう表現に気分を害する人がいることは理解して配慮できる程度には人の心を持ってほしい人々がいる。

零戦塗色飴色論争もこれで終わりになるのだろうか

歴史群像2018年2月号に零戦の塗装研究の記事が載っていました。
以下はその記事(P6-7)からの引用です。

「飴色」の謎

それでは、盛んに論じられた中に登場した「灰緑色」や「飴色」とは何だったのだろうか。
実は、中村さんが所蔵するものや、海外に現存する零戦の実機部材を見る限り、それがおそらく「飴色」と呼ばれたものだろうと思われる褐色がかった色調は簡単に見つけることができた。同時に同じ部品の上に明らかに無彩色に近い灰色を呈した部分も見つけることもできた(図?)。これは本来灰色だった上に褐色がかった塗料が塗り重ねられているからなのだろうか。そうした観点で現存する実物を多数ながめ、わかったのは、灰色の上には何かを塗り重ねられてなどいない、ということだった。様々な個所で灰色の塗膜そのもののある部分が変色して褐色に変わっていることが見て取れた。「灰色自体が変色する」。これがすなわち『空技報0266』がいう「現用零式艦戦用塗色J3(灰色)のわずか飴色がかりたるもの」の意味なのだった。
現存する零戦の実機部材を調べるにあたっては、あらかじめ機体製造番号を体系的に整理して臨んでおり、三菱製、中島製という製造会社ごとの違いが発見できないことも明らかだった。しかしながら、同一の機体の上で、軽金属の部材に塗られている「J3灰色」は変色が著しく、羽布部分はそれほど変色が見られないという傾向は存在しているようだった。
海軍では航空機用の軽金属用塗料として「ベンジルセルロース塗料」を使い、羽布塗料には「アセチルセルロース塗料」を使っていた。ベンジルセルロースもアセチルセルロースも、植物から得られる繊維素(セルロース)を加工した合成樹脂であり、これを有機溶剤に溶かし、顔料を加えて塗料を作っていた。溶剤が揮発したあとに、顔料が混ざったベンジルセルロースやアセチルセルロースが塗膜として残る。このうちのベンジルセルロースに特に黄変する傾向があったのだった(図4)。

記事の他の部分もまとめて結論を述べれば、零戦の機体塗色は亜鉛華の白色とカーボンブラックの黒色を混ぜ合わせた灰色であり、飴色というのは塗料が黄変しただけというもの。
飴色と言われるものは塗料が黄変しただけではということは、随分前から言われていたことですが、このように研究成果として発表されたことは有意義だと思います。
また、この記事は零戦の塗色であるJ3自体が灰白色か灰緑色かについても灰白色(灰色)であると結論づけています。
詳細は当該記事を参照してもらうとして、「J3は灰緑色」説のもとになっていると思われる海軍文書の「飛行機機体工作標準」がミスタイプしており、本来は灰白がJ3、灰緑がM2*1ということです。
零戦の塗色については「三菱製が灰白で、中島製が灰緑」という説があり、これが実際の残存機の外板の色調から否定的に見られるようになってからも久しいですが、零戦の塗色は三菱製も中島製も同じJ3灰色で確定のようですね。
模型用塗料としてはガイアノーツが発売している零戦用塗料は灰緑色説に基づいたものですが、この考証に基づけば用途は限定されてしまいそうです。
これで零戦の模型の塗装に関する悩みは解決しそう。機体色は迷わず灰白色(またはそれが幾分黄変した色)で。
証言等との齟齬についても、こういう明るめの無彩色は朝焼けの光のもとではマスタード色に見えたり強い陽光のもとでは青畳色に見えたりしても不思議ではないと思います。
真っ黒か青みがかった黒かの悩みどころのカウリング色も当該記事に引かれた成分配合表の「黒色塗料」を見ると、顔料はカーボンブラック0.4kgと群青0.1kgだったりするので、青みがかった黒で間違いなさそう。
零戦の塗色に関しては諸説が乱立し、そうなる経緯もあったりしたわけですが、この「白と黒を混ぜ合わせただけの灰色」説が覆ることはないのではないかと思います。


歴史群像 2018年 02 月号 [雑誌]

*1:十二試艦戦等はこの色で塗られており、そういう意味では灰緑色で塗装された零戦はあったことになる。