都市伝説っぽい話

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200609100341
http://www.fas.org/irp/mystery/aurora.htm

戦略偵察機SR-71は年間2〜3億ドル(約234〜351億円)の維持費を削減するために議会、ペンタゴンなどの反対もなく1998年に退役している。普通こうした米国の軍事戦略上重要な手段が、議会、ペンタゴンの反対もなく、後継機種の開発も行われることなしに退役してしまったことは過去に例がないとしており、オーロラの開発を受けて議会、ペンタゴンSR-71の退役を許可したのではないかといった観測を呼んでいる。

単純に偵察衛星の性能向上によるものでしょう。
SRー71が行っていた高高度からの戦略偵察を偵察衛星で代替できるのであれば、SR-71のような戦略偵察機の必要性は下がりますから。
戦略偵察機の後継は偵察衛星がしているというだけの話かと。

画像2はイギリスのコーンウェルで撮影されたオーロラと見られる機体の写真画像。2機のF-111戦略爆撃機をいっしょにKC-135給油機から空中給油を受けている模様が写っている。

F-111は一般的には戦闘攻撃機な気が…。冷戦期に核報復戦力の一つとしても使われていたので戦略的といえなくもないとはいうものの。*1
何というかシチュエーションからして激しくネタくさいです。時代*2とか空中給油時の飛行速度*3とか。

*1:実際、そういう目的においては戦略爆撃機扱い。ただし、戦略爆撃機型は1991年に引退しているので時代的に無理。オーロラは「1995年頃から実戦配備されたのではないかと見られている」そうですから。http://www.elite.net/castle-air/fb111.htm http://www.f-111.net/

*2:F-111はアメリカでは1996年に退役

*3:想像されるエンジン形式的に空中給油機にあわせた低速飛行は無理っぽい