米軍が日本軍攻撃に使用した白燐弾@レイテ戦記

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レイテ戦記(大岡昇平中央公論社、1971年)P78より

その夜第八五化学砲隊がこの日本軍陣地を目標に五〇〇発射撃した。二十日の夕方十字架山の攻略にも用いられた白燐砲弾である。時限信管により地上一〇メートルで爆発、壕にひそんだ兵士に燃焼性物質を浴びせる。

というわけで、第二次世界大戦において米軍は日本軍に対し白燐弾を焼夷兵器として対人使用していました。*1
パウル・カレルの「彼らは来た」にも米英軍のドイツ軍に対する白燐弾(黄燐弾)使用の描写があります。

*1:白燐弾使用の描写は他にもいくつかありますが面倒なので略