無版権キット…なのか?
「ハセガワの『1/48 ジープ ウイリス MB』とタミヤの『1/48 アメリカ歩兵 前線休息セット』に付属する小型車輌のボディを仮組みしてみた。ところで、コレ(タミヤの小型車輌)を見てくれ。こいつをどう思う?」
「すごく…○○○です」
「そう、明らかに○○○。しかもキット的にこれを付属品扱いするのはどうかと思う内容。ロイヤリティをけちったのか申請が通らなかったのかあるいは他に理由があるのか分からないものの、これは所謂無版権キットというものではないのか…」
気になること
既にハセガワがクライスラーに筋を通して出しているところに、こういう名前を伏せた微妙な形で競合製品を発売するタミヤの姿勢はどうかと思いますが、気になるのはこういうことをせざるをえなかったのかもしれないタミヤの台所事情。経営状態どうなっているのでしょうね。
個人的には工業製品、しかも半世紀以上前のもの、のスケールモデルを作るのにロイヤリティが必要な状況もどうかと思います。*1対象は異なりますが、半世紀を越える昔の映像などの場合、著作権が切れて安価にDVD化されていたりするわけですから。
他に気になるのは、普段は香港などの無版権キットをレイシズム正当化の姿勢丸出しで叩いている人々の反応。*2二重基準であるか否かの確認にもなりますから。