ブッシュ大統領の「超サヨクな歴史認識」に基づいた演説に対して

http://www.asahi.com/international/update/0824/TKY200708240002.html
この米大統領演説に対してウヨサヨ問わず色々と批判があるようですが、ウヨクな人はこの言葉に喜ぶべきではないでしょうか。
「民主主義国」とか「世界最高の自由社会の一つ」とか最大級の賛辞の言葉を贈られているのですから。
アメリカにとって「自由」とか「民主主義」とかいった言葉は誉め言葉ですよ。
アメリカと南米の独裁国家や中東の王制国家との関係を考えれば、その「自由」とか「民主主義」の評価基準はどれほどアメリカに従順であるかということでしょうけどね。
何が言いたいかといえば、「ブッシュ大統領の日本に対する賛辞の言葉」はウヨクな人々が熱烈に支持したウヨクな政治家が対米隷属外交を行った結果であり、アメリカに対する従順さが評価され、このような「お誉めの言葉」を頂けたわけではないかということ。ならば、ウヨクな人々はそれを自らの成果として大いに喜ぶべきであり、それを批判するのはおかしいのではないかということ。
私は対米隷属外交の成果としての「お誉めの言葉」なんて喜べませんがね。
私の望む民主主義は「アメリカに対する従順さにより評価が決まる民主主義」ではありませんし。


戦前の日本が民主主義国か否かについては、ここでは置いときます。制度としては民主主義でも実態としては民主主義ではない国を民主主義国と呼ぶかどうかの問題がありますから。北朝鮮とかフセイン体制のイラクとか