挑発
世の中には
相手を排除するために
「周囲の助け」の存在を前提として
相手を挑発して暴行を引き出して被害者ぶる人もいる。
まあ、よくあるチンピラの類の手法。
挑発はどちらに転んでも自らに有利な二択を相手に仕掛ける手段となる。
- 相手が挑発に乗った場合、その時点で自らが「被害者」であることが確定する。さらに、
- 「周囲の助け」を得られれば、それにより相手を排除できる。
- 「周囲の助け」を得られなければ、それにより「被害感情」を増幅させて扇動に利用できる。当然、助けなかった「周囲」も「被害感情」による批判対象。*1
- 相手が挑発に乗らなかった場合、
- 相手を一方的に痛めつけることができる(痛めつけてやったと思い込むことができる)。
自己欺瞞の壁が分厚い人はこれを無自覚にやる。
挑発は対立を煽る行為。問題解決のために対立を避けねばならない状況に置かれた人には取れない行為。
その一方で、問題解決が目的ではなく、問題の存在が別の目的のための手段になっている人にとっては問題が存在し続けることの方が好都合だったりするわけです。
*1:安い煽動手法だなあ、おい!そんな煽動手法にホイホイとついて行ってしまってもいいのかい?