被爆労働も多重下請けも労働問題の一つ

被曝労働を理解している人ほど高線量の場所では働かない - 模型とかキャラ弁とか歴史とかの続き。

直接そう言われれば、そりゃ「他の業種もそうだ」という。でも現実に問題の立証が「電力産業」と結びつく形でしか提示されなければ、結局は「電力産業に対する特別な罰則」としてしか問題を批判していないということになる。

http://twitter.com/T_akagi/status/229548981028528129

という発言に対し、

@T_akagi 労働組合多重下請け構造を問題視していることは原発に限らず昔からのことですが。派遣法「改正」からは特に。私は赤木氏のこの手の批判こそアンチサヨクからの「ためにするもの」だと思います。赤木氏自身の内面が作り出したサヨクの虚像に反発するための。

https://twitter.com/AmonDaisuke/status/229555447873548288

と返信したら、

@AmonDaisuke 私の主張と全く同じ事を書いての、論旨の混ぜっ返しはウザいのでブロックしますね。

https://twitter.com/T_akagi/status/229555764451229696

と返信されてブロックされた件について。


労働組合原発に限らず多重下請け構造を問題視していますし、偽装請負などの労働問題で労働者のための活動を行っています。

以上、これまでにも私たちは偽装請負の問題での取り組みをしてきました。
たしかに、問題の解決は簡単ではありませんが、労働組合の援助を得た粘り強い取り組みによって、労働者が「がんばってよかった」と言える解決に至った事例が少なくありません。
実際に労働者を利用し、その労働力利用で大きな利益を得ながら、労働法(労働基準法労働安全衛生法労災保険法、社会保険法など)が求める使用者責任を全面的に逃れようとする派遣先の態度はあまりにも不公正です。
こうした違法派遣における派遣先責任を粘り強く追及することは、労働者の保護をはかり、公正雇用を実現するうえできわめて重要なことだと考えられます。

http://www.asahi-net.or.jp/~rb1s-wkt/qa2136.htm

のような記述を読めば労働組合派遣労働者のためにも活動していることがわかろうというものでしょう。
つまり「この手の「電力会社は例外的に批判するけど、自分たちの産業は守る」というサヨク的イチャモンの付け方は恥ずかしい」という[twitter:@T_akagi]氏の発言は間違いです。
「電力会社は例外的に批判する」なんてことはしていないのですから。
T_akagi氏がそういう実際の活動を知らずに自らが作り出した虚像を叩いているだけなのです。
原発に関する労働問題も労働組合の活動対象の一つですが、多様な労働問題や貧困問題の中で電力会社のケースを扱った場合にT_akagi氏のような発言をされるのはどうしようもない言いがかりというものです。