クジャク メスのオス選び 飾り羽でなく鳴き声がポイント

トラックバックされたとこの記述で知った記事。
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クジャクのメスが交尾相手のオスを選ぶポイントは、鳴き声だったことが東京大大学院総合文化研究科の高橋麻理子特任研究員(28)らの研究で明らかになった。91年に英国の研究グループが発表した「飾り羽の目玉模様の数が多いオスほどもてる」とする説を覆す結果だ。オスは鳴き声を上げたり、飾り羽を広げて揺すったりしてメスの気を引くが、少数のもてるオスがメスを独占する傾向がある。

こんな説があるなんて知りませんでした。勉強になりました。ありがとうございます。

少数のもてるオスがメスを独占する傾向がある。

の記述になんか悲しいものを感じました。

「にせナショナリズム」

10月30日朝日新聞朝刊のエマニュエル・トッド若宮啓文の対談が面白かったので一部引用。
話題は核兵器でトッド氏は日本核武装論者。

トッド 小泉政権で印象深かったのは「気晴らし・面白半分のナショナリズム」。靖国参拝や、どう見ても二次的な問題である島へのこだわりです。実は米国に完全に服従していることを隠す「にせナショナリズム」ですよ。

かなり今の「右傾化」の本質を突いている言葉だと思いました。
島を「二次的な問題」としていることには疑問符がついたものの以下の言葉を読んで納得。

トッド 解決のカギは仲良くしたいという意思があるかどうかです。北仏ノルマンディー沖にも英国がフランスから分捕った島があるが、問題になっていない。地中海にあるフランスのコルシカ島は元々イタリアだったが、誰も返せとは言わない。

なんとも価値観の違いが直接伝わってくる文章だことで。