否定論の原型を作る人々
何故自信満々なのか? - 模型とかキャラ弁とか歴史とか
の補足。
否定論の原型を作る人々の分類についての仮説です。まだ、かなり大雑把ですが。
天然型ダマシ
今までの定説を打ち破る真理を発見したと思い込んでおり、人を騙しているという自覚はないタイプ。
自分を無謬の天才と思い込んでいるので決して自分の誤りを認めないし、自身満々。
トンデモの教祖に多いタイプ。
自覚型ダマシ
人を騙しているという自覚はあるタイプ。騙す動機によりさらにいくつかの型に分けられます。
宗教型
信仰する宗教を守るために否定論を展開するタイプ。戦争を聖戦として鼓舞し、その戦争に誤りがあってもその誤りを認めることが出来ない宗教流派にとって、聖戦を穢すような事実は存在してはならないのです。
国家主義(ナショナリズム)型
「国家の名誉」を守るために否定論を展開するタイプ。彼らにとって「国家の名誉」を傷つけるようなことは例え事実であっても存在してはならないのです。
ナショナリズムという擬似宗教を信仰しているという意味においては宗教型のサブタイプ。
国家の不名誉な行いは事実であってもこれを否定します。国家の不名誉な行いを公表する者は彼らにとっては非国民であり、「国家の敵」とみなして攻撃します。
社会正義より「国家の名誉」を優先するという点においては論理は一貫しています。
手段型
政治的目的を達成するための大衆扇動の手段として否定論を展開するタイプ。無知で愚かで素朴な正義感の持ち主という騙しやすい人々を対象にして計算した宣伝を展開。
愉快犯型
自分の宣伝を信じて踊らされる人々の姿を見ることを楽しみに否定論を展開するタイプ。事の真偽はどうでもよく、揉め事がおこることと自らの影響力が揮えることに喜びを感じて行動します。