中道というブランド

自称中道な人が中道を自称する理由は色々あるでしょうが、その理由の一つに中道という言葉の持つブランド効果があるのではと思います。
自称中道な人は酷い見下し病を患っていたりするのですが、相応の知識や教養を身につけているかというとそうでもありません。
自らの知見の程度に関係なく、あたかも自らが中道であることが他者を見下せる根拠であるかのような振る舞い。他者を低位に見ることで相対的に自分が進歩したという錯覚をしているかのようです。
なんというか、そういう態度がブランドを身につけてふんぞり返っている人の姿を連想させるのです。


自称中道とかけまして、ブランドを身につけてふんぞり返る人と解きます。その心は?中身が進歩したわけではないのに、自分が進歩したかのような錯覚をしています。


中道を自称するにもブランドを身につけるにも知識や教養を磨く必要がないのは一緒。
粗製濫造で価値が下落するのも一緒。