ツノダとエンジニアのニッパーの切れ味を確認してみた

プラモデルの製作にタミヤの薄刃ニッパーを愛用しているのですが、今使っているものの切れ味が鈍ってきたので他の製品も試してみようかなととりあえず二種類買ってきました。


買ったのはエンジニアのマイクロニッパー(NP-05)とツノダのミニエッジニッパー(MEN115)。



上の画像の赤い丸で囲った部分がプラモデルのパーツのゲートを切断した箇所。
左がエンジニアのマイクロニッパーで切断した箇所で、右がツノダのミニエッジニッパーで切断した箇所。
切れ味はツノダのミニエッジニッパーの方が明らかに良かったです。切断面の白化の少なさもそれを示しています。
刃の切れ味自体はツノダのミニエッジニッパーはタミヤの薄刃ニッパーにかなり近いものがあると思いました。
ただ、あまり薄刃ではないのである程度の太さのゲートを切断する場合はどうしてもゲートの中心部分が刃の厚みで持ち上げられる形でもぎ取られる感じになってしまいます。
プラモデルのパーツのゲートを根元から切るような使い方にはタミヤの薄刃ニッパーのような薄刃のニッパーの方が向いているというものでしょう。



上の画像の赤い丸で囲った部分がエッチングパーツを切断した箇所。
左がエンジニアのマイクロニッパーで切断した箇所で、右がツノダのミニエッジニッパーで切断した箇所。
画像ではあまり差がありませんが、これもミニエッジニッパーの方が切れ味は良かったです。


結論ですが、プラモデルのゲート切断用としてのタミヤの薄刃ニッパーの良さを再確認することとなりました。
ツノダのミニエッジニッパーはエッチングパーツの切断用と細い金属線の切断用に買っておいてもいいものとは思いますが、ゲートカットにおいてタミヤの薄刃ニッパーの代わりにはなりません。
タミヤの薄刃ニッパー以上の切れ味を望むのであればGSRの極薄刃ニッパーなり、ゴッドハンドのアルティメットニッパーなりと選択肢はありますが、タミヤの薄刃ニッパーもまだまだいけると思います。
と言いつつも、ゴッドハンドのアルティメットニッパーにはかなり惹かれているので新グリップになった製品が出たら買ってしまうかもしれません。


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