絶望した!年収が結婚条件な社会に絶望した!

http://d.hatena.ne.jp/s_kotake/20070802/p1経由。

年収500万円が男性の結婚の条件

男性の年収と配偶関係の相関を見ると、年収が上がるほど既婚率が高まることが明らかであり、実にエレガントなS字曲線を描く。

階層意識別に異なる団塊ジュニアの意識と行動

(生活レベルを含む)生存と収入の関係を考えれば生存戦略的には妥当な結果ではあるわけですが。
愛より生存、生存には高収入の方が有利、と書くと身も蓋もないですね。*1
逆にいえば、(社会保障や地域共同体での相互扶助や配偶における扶養形態の変化などにより)低収入でもあまり生存に不利にならない社会であれば、低所得層の既婚率の向上を望めるかもしれません。*2

*1:愛の一面として、それが生存戦略に根ざした感情とすれば、生存に有利な条件を備えている相手に愛を感じるようになっている、なんて書くともっと身も蓋もないです。

*2:地方では低所得でも既婚率が高いとすれば、地方の方はそういう条件を満たしているのかもしれません。